すぐれた殺菌効果があることで大人気のマヌカハニーですが、できることなら最も効果がでる食べ方をしたいですよね。
当然、マヌカハニーを食べる目的によっても、食べ方はかわってくるでしょう。
またマヌカハニーは、一般的なはちみつとは味や香りもちょっと違うようです。
マヌカハニーの味や香りが苦手な場合は、いったいどうしたらいいのでしょうか?
マヌカハニーの食べ方のコツや注意点について、くわしく調べてみましょう。
そのまま食べるのが一番効果的
マヌカハニーは胃腸疾患を改善する効果が最も有名ですので、胃腸に不安のある人が食べたいはちみつだと思います。
また、全体的に免疫力をあげて健康になりたい人や、風邪やインフルエンザの予防が目的の人もいるでしょう。
そういう人たちは、マヌカハニーをスプーンでそのまま食べるのが一番効果的です。
食べる量は、1回につき大さじ1杯程度を1日3回ほどが理想的です。
マヌカハニーは空腹の時に食べるのが最も効果的だといわれていますので、食前の1時間ほど前に摂取するとよいでしょう。
疾患が改善してきたら、1回の摂取量を少しずつ減らしていってもよいようです。
マヌカハニーの食べ方は、口に含んで舐めるようにゆっくりと口の中で溶かす感じです。
このとき、水などで流し込んだりしないようにしましょう。
金属製のスプーンはマヌカハニーの品質をそこねてしまいますので、絶対使わないようにしてくださいね。
濃厚で少しクセのある味わい
マヌカハニーははちみつですが、一般的なはちみつとは違ってかなり独特の味と香りがあります。
もちろん、採取された場所や抗菌作用の違いがありますし、人の味覚もそれぞれです。
一概にはいえませんが、よくいわれているのは生キャラメルのように濃厚であり、独特の風味がするということです。
口コミによりますと、少し薬っぽい味と香りがすると感じる人がいるようですね。
そしてこの独特の風味は、医療効果が高いマヌカハニーほど強いといわれているようです。
ただ、普通のはちみつのように甘ったるくはありませんので、甘い物が苦手な人は逆に抵抗なく食べられるかもしれません。
そのまま食べるのが一番簡単で効果的ですが、どうしても味が苦手な人はアレンジしてみましょう。
パンやビスケットにぬったり、ヨーグルトやフルーツに混ぜたりといろいろ工夫している人は多いようです。
虫歯予防には就寝前が効果的
マヌカハニーは基本的に食前に食べるのが効果的ですが、虫歯予防に食べたい人はちょっと注意してください。
はちみつなので、当然食べた後に歯磨きをしないといけないと思ってしまいがちですが、そうではないのです。
虫歯や歯周病予防に効果があることから、最近ではマヌカハニー入りの歯磨きも販売されています。
お口の中のトラブルを予防する目的ならば、歯磨きをした後にマヌカハニーを食べるのが効果的なのです。
実際、朝夕の食後の9歳から12歳の子供の歯に、マヌカハニーを塗って効果を見るという実験結果が報告されています。
21日間実験をおこなった結果、なんと虫歯の原因菌が減少しているという効果があったそうです。
また、就寝前にマヌカハニーを食べることで、朝起きた時の口内環境がすこぶる良くなるようです。
起きぬけの口内にはたくさんのばい菌がいるといわれていますが、マヌカハニーを食べて寝ると、朝口の中がねばつくこともないようです。
まとめ
味や香りが独特といわれるとちょっと不安になったりしますが、普通のはちみつとは違うというだけで食べられないほどではないようです。
食べる時の注意点も特に難しいものはなく、ただ金属製のスプーンは使ってはいけないという点だけでしょう。
これはマヌカハニーだけに限らず、はちみつは金属性のスプーンを使うと品質が変わってしまうようです。
1回1回清潔なスプーンで食べることで、十分な効果を得ることができると思います。
自分の目的に合わせて、一番効果的なタイミングでマヌカハニーを摂取しましょう。